NECは、品川区(東京都)の業務システムの通信を支える全庁ネットワーク基盤(注1)を構築し、同基盤が2015年1月より稼働を開始しました。 品川区が刷新した全庁ネットワーク基盤は、プライベートクラウドとして構築する全庁仮想化共通基盤へのスムーズな移行を見据え、NECが先進のSDN(注2)対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」を活用して構築したものです。全庁ネットワーク基盤は、今後の社会保障・税番号制度(以下、マイナンバー制度、注3)導入に伴う特定個人情報保護が必要な統合宛名システム(注4)等においても、セキュリティを確保しながらネットワークを論理的に分割できるため、安全性と運用の効率性を両立したネットワーク管理が可能です。また、新規システムの導入、機器更新に伴う、配線やネットワーク設定の変更工数を削減することも可能となります。