NECとNECマグナスコミュニケーションズは、ケーブルテレビ(CATV)事業者向け光伝送システム「BX9000II」のサブラック(注1)に収容できる「2.6GHz直接変調型光送信機ユニット」を開発し、本日から販売を開始しました。 新製品は従来のHFCシステム(注2)の光送信機機能に加えて、FTTH映像配信サービスのセンタ装置として開発しました。サブラックに実装するコンパクトなユニットでありながら、光変調度の監視制御など従来機と同等の機能を搭載しています。また、4K/8Kの高精細な放送サービスに対応可能な広帯域、高品位の伝送機能も有しています。これらの特長により、CATV事業者の伝送路を経済的、効率的、計画的にHFCからFTTHに移行できます。 新製品を収容するBX9000IIサブラックは、9つのスロットを有し、光アンプ、光スイッチ、光受信機、光波長多重型光送信機等を混在実装できます。1台のサブラックには、新製品を最大9台、18ポート搭載可能で、従来機種に比べ約1/2の省スペース化を実現しています。